2019年04月17日
日本在住外国人が利用できる葬儀
日本にはキリスト教信者が多く、欧米からやってきた日本在住外国人でも無理なく日本で葬儀を挙げることができる環境が整っています。最近ではキリスト教信者だけではなくイスラム教信者が日本に移住してくるケースも増えてきています。
日本では100パーセントに近い99.9パーセントが火葬を行っていますが、イスラム教では土葬することが習慣になっています。日本でもイスラム教徒のための土葬墓地が用意されているため、そのような墓地を利用することが可能です。
イスラム教徒が亡くなると自宅かモスクに遺体を搬送することが一般的です。そして洗体を行い、遺体を白い布に包んでから棺に寝かせます。葬儀の祭壇は仏教式のものに比べると比較的質素で遺影は飾らず、イスラム教徒だけが式に参列します。
イマームが神は偉大なりと唱え、クルアーンを黙読してから儀式が終了します。続いて埋葬するために棺をイスラム教徒だけが搬送車へと運びます。イスラム教徒のための霊園に到着すると埋葬されます。イスラム教徒ではない人も葬儀に参列することができ、喪服や暗い色のスーツを着て行けば問題ありません。イスラム教では香典がなく、遺族の中には受け取らない人もいます。
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