三村の知って得する葬儀AtoZ

2019年06月18日

時代の流れと葬儀・告別式の変化に関して

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今と昔では、様々なことに変化が生じています。最たる例と言えるのが、葬儀・告別式の様式ではないでしょうか。自宅葬がめっきりと姿を消して、ごく身近な人とのみで執り行う密葬が増えています。芸能人や文化人のケースで多いのが、家族だけで葬儀・告別式を済ませて、後からお別れの会を行うやり方です。

ホテルや会館を借りきって行うことが大半で、香典や供花の必要もありません。平服での参加を呼び掛けるお別れの会が大半ですし、湿っぽい雰囲気は皆無と言えます。多くの場合は、故人の遺言だと言われています。宗派によって考え方は異なりますが、亡くなることは新しい世界での生活が始まることを意味します。

悲しんでいると故人が浮かばれませんし、少しでも明るく送り出してあげると良いのではないでしょうか。パーティー形式でアルコールや食事が出ることもありますし、故人との思い出話に花を咲かせると、悲しみが半減されることもあります。

明るい花で祭壇が飾られていますし、挨拶も明るくすると場の雰囲気も和らぐと言われています。色々な形があっても良いはずですし、それこそが日本の伝統ではないでしょうか。未来志向で、常に進化を追い求めることが大切です。