2020年03月15日
お焼香のマナーや基本知識をチェック
日本で執り行われるお葬式の大半は仏式スタイルです。仏式のお葬式に参列した人は、葬儀中に「焼香」をすることになります。不幸は突然に訪れることが多いので、いざという時に慌てないようお焼香のマナーや基本知識についてチェックしておくと良いでしょう。
お焼香には立礼焼香・座礼焼香・回し焼香の3種類があります。どの種類になるかは葬儀のスタイルや、葬儀場の規模などによって変わるのが一般的です。立礼焼香・座礼焼香・回し焼香どの種類でも、右手の親指・人差し指・中指の3本で抹香をつまみ、目の高さまで持ち上げるという動作を行うのが基本となっています。
この動作は「おしいただく」と言われているのですが、この動作をした後は抹香を指をこすりながら香炉の中に落とす動作を1回ら3回繰り返します。焼香の回数は故人が生前、信仰していた宗派によっても変わります。例えば真言宗ではおしいただき焼香を3回行いますが、浄土真宗になるとおしいただかず1回行うというのがマナーです。
もし、故人が信仰していた宗派が事前に分かっているのであれば、その宗派のお焼香のマナーをチェックして参列すると良いでしょう。分からないという場合は、自分が信仰している宗派のマナーで行っても問題はありません。
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