2020年05月15日
お焼香のマナーと基本知識を頭に入れておきましょう
葬儀のマナーを勉強するときは、服装や身だしなみだけではなく、お焼香のマナーや基本知識も併せて学んでおけば、いざというときに慌てることがなくなります。まず、お焼香のやり方を頭に入れておく必要があります。右手の親指と人差し指、中指で抹香をつまんで、目を閉じて額の高さまで持ち上げてから、指をこするようにして香炉に落とすのが基本的なやり方です。
抹香を香炉に落とした後は合掌しますが、お数珠を持っている場合は、お数珠を両手にかけて合掌しましょう。また、この一連の流れを何回行うのかは、宗派によって異なるので注意が必要です。もしも不安な場合は、斎場を訪れたときに宗派を確認し、スマートフォンで回数を調べておくと安心です。
また、お焼香には立礼焼香の他、座礼焼香と回し焼香があることを知っておかなければいけません。どの方法が行われるかは、葬儀が行われる斎場によって異なります。たとえば、和室や小さな斎場で葬儀を行う場合は、椅子席ではなく畳に座った形で行われるため、座礼焼香が行われるのが一般的です。
また、小さな斎場や自宅で行う場合は、回し焼香が行われることが多いです。回し焼香は、抹香と香炉をのせたお盆を移動させる形で行われます。隣の人から回ってきたら軽く会釈をしてから受け取り、自分が終わったら速やかに隣りの人に回すのが基本です。
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