2020年07月11日
お焼香のマナーをしっかり頭に入れておこう
葬儀にふさわしい服装や身だしなみを知っていても、お焼香のマナーを知らないという人は少なくありません。葬儀に参列するときは、あらかじめお焼香のマナーも頭に入れておけば、慌てずに落ち着いて参列することが可能です。
まず、焼香には、線香焼香と抹香焼香があることを知っておかなくてはいけません。さらに、抹香焼香には、座礼焼香と立礼焼香、回し焼香という3つの種類があります。葬儀が行われる斎場によって焼香の種類が決まってきますので、焼香の基本的な作法に加えて、それぞれの違いも理解しておくと安心です。
まず、焼香の基本は、右手の親指と人差し指、中指で抹香をつまんで、目の高さほどまで持ち上げてから、香炉に抹香を静かに落としていきます。この所作を何回行うかは宗派によって異なります。もしも不安な場合は、あらかじめ宗派を確認しておけば、不安に感じる心配がありません。
また、焼香を行うとき、数珠を持っている場合は左手にかけておきましょう。ちなみに、焼香は故人と関係が深い人から順に行うのが基本です。喪主から遺族、親族、参列者という順に焼香を行うのが一般的で、必ず葬儀会社のスタッフがタイミングを合図してくれます。
その合図に従って行えば失敗することがありませんので、落ち着いて順番を待ちましょう。
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