2020年09月30日
葬儀までを繋ぐ役割をしている人達
葬儀には裏方として活躍する世話役がいます。お手伝いというようにご近所さんが黒いエプロン姿で訪ねてくることもあります。これは小さな集落などではごく当たり前に行われているサポートです。例えば、通夜・葬儀では受付係もありますが、喪主や遺族よりも会葬者に最初に応対する立場になります。
弔問の御礼を述べ、記帳をお願いしましょう。記帳にはペンなどの筆記用具が用意されているか、確認しましょう。会葬者は『この度は御愁傷様です』の一言を添え、香典を渡しましょう。会計係はその預かった香典の金額を確認して記帳する役割です。
金銭のトラブルも無きにしもあらず、正確でなければならず、複数で担当するのがルールです。もちろん、弔問、会葬者の目の前で行うのは礼儀に反するので、ついたてをしてから行います。また、弔問客が道に迷わないように道案内役も必要になるのが、社葬などの大規模な葬儀であったり、こぢんまりとした家族葬です。
家族葬は、自宅までの道が分からずに戸惑うケースもあり、最寄り駅からの道順の要所要所に立って案内をします。また、控室をはじめ、僧侶が早めに足を運んだ場合には、接待・台所係が必要になります。もてなしの心で、お茶などを提供してお世話をします。
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