2020年10月11日
お焼香は仏教の宗派によってマナーが異なる
日本では仏式タイプの葬儀を執り行う事が多く、葬儀の際はお焼香などを行います。お焼香は仏教の作法の1つであり、亡くなった故人への供養の意味が込められています。その為、葬儀の間で多く取り入れられており遺族だけでなく参列者も行います。
ただし仏教であっても宗派によってお焼香のマナーに違いがあり、実際に自分が参列する際は宗派を把握しておくことが大切です。まず真言宗であれば焼香は3回行われますが、額に押しいただくのは最初の1回のみでもよいですが3回すべて行っても問題はありません。
お線香の場合は3本を立てるのがマナーであり、その場合はお焼香は行わない事もあります。曹洞宗の場合は焼香自体の回数は2回になり、押しいただく回数は最初の1回のみになります。お線香で行う焼香の場合は、本数は1本になるので本数を間違わないようにする事が大切です。
浄土真宗は本願寺派では焼香は1回であり、額に押しいただく必要はりません。大谷派になると焼香は2回に増えるので、同じ浄土真宗でも派によって焼香の回数が異なります。ただしお線香の場合は1本を2本から3本に折り、立てる事はせず横に寝かせるのがマナーになります。このようにお焼香にも様々なマナーがあるので、しっかり把握して対応する事が大切です。
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