2020年12月07日
葬儀の参列前に確認しておきたいお焼香のマナー
葬儀に参列することになったら、覚えておきたいマナーはいろいろあります。そのひとつがお焼香のマナーです。身だしなみや服装といったマナーを知っている人は多いですが、間違った作法でお焼香をしてしまう人が多いと言われています。
うろ覚えで頭に入れていると葬儀当日に焦ってしまったり、マナー違反をしてしまうことがあるので、事前に再確認しておくとよいでしょう。焼香は線香焼香と抹香焼香の2種類があります。そして、抹香焼香に関しては、座礼焼香、立礼焼香、回し焼香の3種類があり、葬儀の式場によってこの3種類のどれかが決まっていますので、すべての作法を大まかでも覚えておくと安心です。
まず、焼香の基本所作は、右手の親指と人差し指、中指の3本で抹香を少量つまみ、目の高さまで持っていき、つまんでいる抹香を静かに香炉に落とします。この所作を数回繰り返すのですが、その回数は宗派によって変わってくるので、事前に宗派の確認をしておくと迷わずに行うことができます。
もしも焼香の際にお数珠を持っているときは、予め左手に持ち換えておくようにしましょう。焼香の順番は喪主を先頭に行い、親族から参列者へと流れていきます。葬儀社の担当者が順番のタイミングを教えてくれるので、その指示に従って行うとよいでしょう。
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