2021年05月24日
事前に覚えておきたいお焼香のマナー
故人とのお別れの場となる葬儀は、マナーを守って参列することが大切です。そのため、服装や身だしなみといったマナーはもちろんのこと、お焼香など葬儀全般のマナーを予め頭に入れて参列するようにしなければいけません。
たとえば、お焼香の際、マナーや作法を知らずに挑んでしまうと社会人として大きな恥をかいてしまいます。慌てずスムーズに正しい作法で行うためにもマナーを頭に入れておきましょう。まず、お焼香を行う順番は喪主からが基本です。
その後は故人との関係性が深い家族や親族から順番に行っていきます。仮に順番が分からない場合でも、葬儀を担当しているスタッフがサポートしてくれますので、スタッフの言う通りに行うと順番を間違ってしまう心配はありません。
そして、自分の番が回ってきたら正しい作法でお焼香を行いましょう。まず、お数珠は左手にかけておきます。そして右手の親指、人差し指、中指の三本の指で少量の抹香をつまみ、額の高さまで持ち上げ、ゆっくりと香炉に落とします。
この動作を数回繰り返し、合掌するのがお焼香のマナーです。また、お焼香には、立礼焼香、座礼焼香、回し焼香の三種類があります。広い斎場で葬儀を執り行う場合は、立礼焼香を取り入れている場合が多いです。また、故人の自宅で執り行われる場合や小さな斎場の場合は、座礼焼香や回し焼香が一般的になります。どの種類のお焼香でも基本の作法は同じなので、動揺せずに対応するようにしましょう。
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