2017年02月10日
宗派によって異なることもあるので注意する
冠婚葬祭の時にお金の受け渡しをすることがあります。その時は裸で渡すことがなく、所定の袋などに入れて渡します。名前であったり、金額などをきちんと書いておくことで、後でお返しなどをする人が管理しやすくなります。もちろん管理を目的としているわけではありませんが、ルールが決められているときにはそれぞれのルールに従う必要があります。結婚のときなどは特に袋で悩むことがありません。文房具店や100円ショップなどで売られているものの中から結婚式用のものを選べば問題ないでしょう。
しかし、葬儀の場合の香典袋は、売られているものでは間違うことがあります。基本的には、宗派に合わせた袋を選びます。多くの場合仏教式で行われますが、キリスト教式で行われることもあります。教会が会場になっていることがわかっているなら、専用の袋を用意しましょう。キリスト教の場合、右上に十字架などが印刷されていて、お花料と書きます。水引は付いていないものを利用します。神式は白のみの水引で、御玉串料と書きます。仏教式の場合、御霊前、御仏前、御香典があります。浄土真宗では御仏前とするとされていて、それ以外は御霊前とされています。
どちらかわからないなら御香典としておけばどちらでも通用させることが出来ます。袋には、あらかじめ水引が印刷されているものもあれば、上から取り付けるものもあります。どちらでも構いませんが、中に入れる金額によって変えると良いとされます。5千円を超える場合には、上から取り付けるタイプを選びます。5千円以下であれば、印刷タイプなどを選びます。これによって、見た目と金額を合せることが出来ます。名前の記入は、一般的な墨を使うのではなく薄墨を使います。専用のペンが売られています。
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